何年か前に南三陸町志津川のモアイを偶然発見したことがある。
調べてみたところ，前に見たところ以外に志津川中心部と近辺の橋の欄干にもモアイがいるらしい。
今日はそれを見に行こう。
ということで自宅を10時半頃出かける。気楽なものである。
仙台から富谷町と利府町を経由して利府中ＩＣから三陸道へ。
石巻市内を抜けるより，工業港を経由した方がスムーズな感じがしたので石巻港ＩＣで三陸道を下りて，日和大橋経由でＲ３９８で女川町中心部へ。
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| 女川港から海を眺める |
ここのファミマでちょっと休憩。
その後，Ｒ３９８を北上して高台から女川港を眺められる崎山展望公園で一休み。
ここには太平洋戦争末期，１９４５年８月９日に撃墜され戦死したカナダ人パイロット，ロバート・グレー大尉の慰霊碑が建てられている。
慰霊碑によれば，第二次世界大戦でカナダ人最後の戦死者なんだそう。
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| これがカナダ人兵士の慰霊碑 |
ウィキペディア本家で調べてみたところ，彼はホーカーハリケーンやコルセアのパイロットだったようだ。
女川湾には駆逐艦攻撃の任務で出撃したらしい。
慰霊碑を見て，バイクに戻るとＧＳＸ１４００とＣＢ１３００の２人組に話しかけられ，しばしバイク談義。
Ｒ３９８を南下して女川方面に向かう途中とのこと。コバルトラインを走りに行くのかな。
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| 颯爽と２人組は女川方面へ |
２人組と別れ，Ｒ３９８を南三陸町方面に向かおうとしたところ，道を間違えて雄勝半島周遊の旅になってしまった。
気づいた時には雄勝半島をぐるっと回っていた感じ。
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| 雄勝半島で現在地を確認すると…志津川と反対方向だった |
ついでなので海っぷちで写真でも撮ろうと思い，撮影ポイントを探す。
｢荒浜海水浴場｣の看板が見えたので下りていく。
いい感じの場所。
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| 静かな海と白い砂浜… |
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| 夏は海水浴客でにぎわうんだろうな |
適当に走ってＲ３９８に戻る。
北上川沿いの道路がきれいになっていた。
河口付近で写真をパチリ。
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| ここが河口？ってほとんど海かなぁ |
と，今度は広東船漂着の地という看板が見えたので立ち寄る。
看板によれば１７９６年(寛政８年)に陳世徳ほか１３名が乗り組んだ中国広東省を出港した船が漂着したらしい。
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| 看板に引き寄せられ入っていくと詳しい解説発見！ |
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| こんな感じに書いてあります |
仙台藩によって手厚く保護され，長崎に送られたそうだが，その後，中国に帰国した記録はないとのこと。
Ｒ３９８を快調に走り，以前も訪れた戸倉海岸のモアイに再会。
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| ここに２体あったのは今回気づきました |
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| 遠くイースター島方向を向いて立つモアイ像 |
さて，次のモアイを目指すべく志津川へ。
この辺だろうと当たりをつけたところにやはりモアイはあった。
こっちのほうが年季が入っていてイースター島にあるのと似てるなぁ…。
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| こっちのモアイ像がよりリアルな感じ |
公園の中にあって，カップルがいたり隣のグランドでは少年野球をやっていたりしたのだけれど…。
せっかく来たのだからと，写真だけは撮っておいた。
橋の欄干のモアイは発見できず。
とりあえず，前に見たのとは別のモアイを見つけたので今日は潔く帰ろうと志津川を後にする。
腹が減った…。
時刻は１５時を回ったところ。
コンビニでタルタルフィッシュバーガーとファミチキを購入。
いつもＢ級グルメとは限らんのだ。
あとは仙台を目指すのみ。
あ，ついでだからバイク屋に寄ってオイル交換もしてしまおうと，三陸道・東部道と走り，バイク屋へ。
日曜の夕方でもけっこうお客さんは多いのね。
オイルとエレメントを交換したＺＥＰはエンジンの振動が少なくなって快調。
マメなオイル交換は大事ですな。
