2003年(H15年)6月22日(日) 幻の土門拳

参加者

私一人

主な行程

自宅→仙台泉IC→東北道→村田JCT→山形道(月山道路を含む)→酒田みなとIC→土門拳記念館付近→山形道→村田JCT→東北道→仙台泉IC→自宅

概要

金曜,土曜と家族に尽くしたのだから日曜日にバイクで脱走してもバチはあたるまい…。
そういう計算がしばらく前からあった。
週間天気予報も曇りから晴れマークに変わってきた。
よしよし,いーぞ!

TDRから帰ってきた翌日。さわやかな目覚め。
時計を見ると7時…。ちょうどいい時間だ。
1人でそっとふとんから抜け出し,ニュースと天気予報を確認。
天気に問題はなさそうだ。
朝食を用意して1人で食う。
子供たちの休日,仕事やバイクで出かけるときはいつもこう。

「さて,出かけるか…」と思った矢先,子どもらが起きてきた。
一緒に鉄腕アトムを見ていたらあっという間に時間が過ぎてしまった。

それからバイクを出して家の前で,さっと埃を払い始業点検。
どこにも問題はないようだ。
セル一発でエンジンが目覚める。
モリワキ管が奏でる乾いた排気音が住宅街に響く。
「日曜の朝にヒンシュクだよな〜,ま11時近くだからいいかっ!?」
程なくアイドリングも安定し,子どもらに見送られ11時に出発。

近所のコンビニのある交差点を曲がる頃に,行き先をどうしようか考える。
行き先として秋田と酒田が選択肢としてあった。
久しぶりに日本海が見たくなったからだ。
秋田は遠いから酒田にしよう!泉ICに入る頃,特に決定打もなく酒田に決定。
後々のことを考えると日没前までには帰宅したい。
そうなると高速を使うしかないのだ。

村田PAでまず最初の休憩。
高速で南下するときには必ずここに寄る。
もしZepに異常があれば村田ICで降りることが可能だからだ。
Zepはいたって絶好調。そんな心配もムダに終わる。

村田ジャンクションから山形道へ。
笹谷トンネルを抜け長い下りを走る。
寒河江付近でまた山形ジャンクションを通過。
東北中央道。前に一度だけ走ったことがあるが,前も後もクルマがいなかった記憶が…。
やがて月山が見えてきた。
月山湖PAで休憩。無性に腹が痛くなってきたのでトイレで爆撃開始。
爆撃後,それまでの苦痛がウソのようにさわやかな気分に。

月山湖を過ぎるとしばらく一般道を走ることになる。
やはり今度は下道で来たいものだと思う。
高速は楽だけどなんかつまらない道。
Zepのハンドリングはとても素直。
コーナーでも自分の思ったとおりのラインをたどってくれる。
爆発的なパワーはないので疲れることもない。

月山道路をしばらく走り,再度山形道にはいる。
ここから酒田みなとまではICで通行券を受け取るのではなく,検札所のような料金所を数回通る。
そのたびに通行料の支払いを要求される。

寒河江を過ぎた頃には通行量が少なくなってきたが,鶴岡を超えた頃から前にも後にも走るクルマは見あたらない。この高速,ホントに必要なんだろうか。
13時半ごろ,酒田みなとIC到着。

せっかく来たから土門拳記念館でも行ってみるかと思い,標識をたよりにたどり着く。
途中,ガスがやばくなったので給油。オドメーターは209キロ,燃費は約18キロ。

しかしだ!となりの多目的グランドでは中学校のサッカー大会が…!
駐車場が満車!路駐もひしめき合っている。時間もおしてきた。
敢えなく断念(涙)
いい加減空腹になったので,適当に見つけた蕎麦屋に入る。
おばちゃんが2人でやってるような店。
「歌舞伎庵」
手打ち蕎麦の店らしい。
蕎麦はたしかに手打ちみたいだ。

せっかく来たから日本海をバックに写真でも撮って帰ろうということで酒田港に行く。
埠頭で釣り人を尻目に数枚写真を撮影。
さ,帰るぞ。
来た道を忠実に戻る。酒田を発った時間は15時半。

途中ペースメーカーにちょうどよいセルシオと遭遇。
しばらく後を走るが,笹谷トンネルにさしかかったとたんスピードアップ。
やがて前のクルマに追いつき,普通のスピードに戻る。

帰りも菅生PAに寄る。
ハーレー乗りが4人ほど休憩していた。

自宅着は18時ちょっと前。

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